にゃんとわんとあたしたちの日々。

(L)gbtカップルとにゃわんとの日々のぶろぐ。

振り返ればニャンがいる

こんばんは、Youです。

 

ニャンとの出逢いは19歳のころでした。

実家を出て一人暮らしのアパートに一匹のニャンがやってきました。

実家ではずっと犬しか飼っていなかったのに、ニャン好きの悪友の勧めでニャンをもらってきたのです。

 

初めて飼ったニャンの名前はK(ケイ)ちゃん。キジトラの雄でした。初めて一緒に寝た夜、寝息をたてて私の腕の中で眠る姿に初めて自分の中で母性というものが生まれたのを覚えています。こんなに愛しいモノがこの世にはあるのかと。

 

しかし、本当の意味でのニャンの飼い方をまだ知らなかった私は家と外を行き来させ、去勢なんてするはずもなく、ただご飯を与えていただけのようなものだったので3~4年でKちゃんは帰って来なくなりました。

 

その後も数匹飼いましたがKちゃんと同じように帰ってこなくなりました。

 

その頃、付き合っていた方があまり動物が好きじゃないということもあり、ニャンとの生活は終わるかと思っていた矢先、職場の同僚からあるお願いがあると言われました。「妹の会社の裏に生まれたての赤ちゃん猫がいる。猫好きのYouさんに是非会ってもらいたい」とのこと。

 

実際に会いに行くと目も開いていないくらいの小さな小さなニャンでした。当時の彼女と話し合いをし面倒を見ることにしました。小さな天使の名前はピエール君、のちに雄だとわかります。

 

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↑当時の写真。最近発見しました!!ミルクをあげ、排泄のお手伝いもして、夜泣きにも付き合いました。ニャンで実感するのはなんか気が引けるんですが、

子育てって大変なのねって実感しちゃったのを覚えています。

 

数週間でピエールの目は開き、小さな体でヨタヨタと歩き回り、元気にすくすくと育っていきました。

 

しかし、私のニャンの飼い方は相変わらずでペット禁止のアパートで外と家の行き来自由にし、壁紙はボロボロ、マーキングで部屋は悪臭が立ち込めるような生活でした。今更だけど、本当に最悪だったと思います。

 

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それでもピエールはちゃんと家に帰ってきて一緒に眠る。そんな生活が3年ほど過ぎたころ、仕事が安定し、引っ越しをすることになりました。今度はペット可のマンションに!!それを機にピエールの去勢手術をしました。家と外の行き来させることもやめ、完全室内飼いに。

 

その頃から、ピエールにある異変がありました。

食後に口の中を痛そうにしている。口臭が気になる。

 

病院に連れて行くと「歯周病」とのこと。ニャンはあまり咀嚼をしない動物なので全部の歯を抜くことを勧められました。しかし、治療費が気になったので考えますと言って放置してしまいました。

 

それから数年後、その当時の彼女とお別れし、別々に暮らすことに。その頃にはピエールの他にカトリーヌ(メス)とダンディ(オス)というニャンが一緒だったので3匹との私だけの生活になりました。

 

ピエールの症状は相変わらずで口臭に関してはさらにひどくなっていました。

その頃の私は別れた寂しさから仕事に走り、残業も頑張って稼ごうとしていてあまりみんなと一緒にはいられませんでした。

 

そんなある日、ピエールの様子がおかしくて様子を見ていたら突然パタンと倒れたんです。ニャンが倒れる姿を見たのは初めてだったので動揺しましたが、すぐに起き上がりいつもの様子だったので一日様子を見ることにしました。

 

翌日、やはり気になったので病院に連れて行くと「瀕死の状態です、今夜が生死のヤマになるので覚悟していてください」とのこと。唖然としました。

だってわたしはただの歯周病がひどくなっただけだと思っていたから。その時初めてニャンの命と向き合いました。いつかはそういう日がくるんだと。当たり前のことなのに私はそれまで気付かずにいたのです。

 

病名は猫エイズ

私がピエールを外で自由にさせていたせいで。

私が早く病院に連れて行かなかったせいで。

自分の勝手さのせいで。

ピエール、苦しい思いをさせてごめん。

初めて自分の愚かさに気づかされたのです。

 

それからピエールは頑張ってくれて、カトリーヌとダンディとの生活が復活しました。私は仕事量を減らし、考えて考えた結果、仕事を辞めピエールとの時間を大切にすることにしました。

 

その数か月後、死に目にも会わせてくれなかったけど、ピエールは天国に旅立ちました。もう5年になりますがピエールを思うといまだに涙がでます。私のせいで9年という短い命になってしまったこと、もっと一緒にいたかったっていう想い。申し訳ないっていう気持ちが強くあるのと同時に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

命の尊さ、儚さ、大切さを身を持って教えてくれたこと、本当に感謝しかない。19歳からの16年間、振り返ればいつもニャンがいて、今日ももちろんニャンがいて、未来にもきっとニャンがいる。野良で危険な子たちを拾ったり、もらったりで今では6匹になっちゃったけど、全力で命預からせて頂こうと思います。少しでもうちに来てよかったって思えるようなニャン生を送れるお手伝いをしたいです。

 

正しいことはわからないけど。

自分なりに一生懸命、愛させてもらいます。